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お薬の保管方法
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薬は、日の当たらない涼しい所(高温・多湿にならない所)に保管して下さい。
特に冷所保管の場合には、冷蔵庫へ保管して下さい。 - お子様の手の届かない所に保管して下さい。
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古くなった薬は、破棄して新しい薬を服用して下さい。
過去に処方されたお薬や飲み残して古くなり余った薬は、すぐに破棄していただき、新たに処方してもらったお薬を服用して下さい。
お薬にも有効期限があります。特に、水薬は処方日数内にお飲み下さい。
薬袋の注意書きの読み方
■「食後」「食前」「食間」などの指示について
服用時間とは、薬をのむ時間のことを言います。よく使われる服用時間にはこのようなものがあります。
食前 | 食事をする30分くらい前にのむ |
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食直前 | 食事をする15分前以内にのむ |
食直後 | 食事をしたら直ぐにのむ |
食後 | 食事をしてから30分くらい後にのむ |
食間 |
食事をしてから2時間くらい後にのむ (お腹の中に食べ物が無いときにのむこと) |
食事中 | 食事をしている時にのむ |
寝る前 | 就寝前30分くらい前 |
起床時 | 朝起きたら直ぐにのむ |
頓服薬 |
指示された症状が出たときにのむ (発熱時・頭痛時・下痢時・発作時など) |
使用(服用)の際の注意
■お薬の種類 (お薬の剤型)
- 用法・用量は、必ずお守りください。
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指示された用法・用量は、その薬が効果的に作用するように指示されています。
自己判断で用法・用量を加減しますと適切な効果が得られない事があります。 - 食事をとらない場合にも服用して下さい。
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食事を取れない場合にも、いつもと同じ時刻に薬を服用して下さい。
ただし、糖尿病薬など食事と密接な関係のある薬や検査等で絶食する場合については、医師にご確認下さい。 - 十分な水またはぬるま湯で服用して下さい。
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十分な水分で、胃まで確実に流し込む事が必要です。
薬によっては食道で溶ける事により食道を傷つける恐れのある場合があります。コップ1杯程度が適量でしょう。 - お酒と一緒に服用しない事。
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お酒と一緒に服用すると、薬の効果が強く現れる事があります。
また飲酒については医師にご確認をお願い致します。 - 自分の薬は、自分だけが服用する事。
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症状が同じだからと言って、他の人に自分の薬を分け与えてはいけません。
あなたの薬は、あなたの症状に合わせた、あなただけのお薬です。 - 服用中に発疹・じんましんが出た場合
- 服用中に発疹・じんましんが起こった場合には、服用を中止し、すぐに医師にお申し出下さい。
- ご自身の判断で薬をのみ合わせるのは禁物です。
- 二種類以上の薬をいっしょに服用すると、お互いに作用し合って強くなったり、逆に弱くなったりすることがあります。現在服用中の薬(他院の薬や当院の他の科で服用中の薬)は、すべて医師に申し出て下さい。
薬を受け取る際の確認事項
■診察時に注意して頂きたい事!
- 以下の方は診察時に医師に申し出て下さい。
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- 妊婦または妊娠の可能性のある方。
- 授乳婦の方。
- 肝臓・腎臓に障害のある方。
- 過去に薬によるアレルギー反応(発疹・じんましん等)の起こった方。
- 現在服用中の薬は、すべて医師に申し出て下さい。
- 他院の薬や当院の他の科で服用中の薬、又 市販薬・健康補助食品もすべて医師にお申し出下さい。
■お薬を受け取ったら注意して頂きたい事!
- 名前の確認
- 薬袋(くすりの入っている袋)やラベルに記入してあるあなたのお名前を確認して下さい。
- 飲み方・使い方の確認
- 薬袋やラベルに記入してあるくすりの飲み方、使い方などを確認下さい。 1回に何錠飲むのか、いつ飲むのか、いつまで飲むのか、どのように使用するのか・・・・。 また、薬袋に“医師の指示通り”と記入されている場合には、担当の医師からの説明通り使用してください。
- 実際にくすりをご自分の目で確認して下さい。
- くすりが変更になったり、増えたり、減ったりしていないか確認しましょう。 くすりが変わった時には、担当の医師からの説明の通りであるかを確認して下さい。
- 説明書は必ずお読み下さい。
- くすりに関する説明書の入っているものは、必ずよくお読み下さい。
- 出来る限り、本人(患者様)が確認して下さい。
- ご本人(患者さん)以外の方がくすりを受け取った場合も、なるべく早くご本人に確認してもらいましょう。 くすりの飲み方、使い方などがわからず、誤って使用してしまえば、十分な効果が得られないばかりか、思いもよらぬ副作用などが生じる可能性があります。
- ご不明な点は相談して下さい。
- くすりの飲み方、使い方、効果(効き目)、副作用、相互作用(飲み合わせ)などでご不明な点があれば、お気軽に薬剤師に相談して下さい。 必要により、患者さんの薬歴(今まで使用していたくすりの経歴)を確認したり、担当の医師に連絡を取ったりして、できるだけわかりやすくご説明させて頂きます。
副作用について
- 副作用ってなに?
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普通、治療のためにお薬が処方される際に、医師が薬に求める作用・効果が「主作用」であるのに対し、やむをえず起こる作用を「副作用」と考えます。
薬には「主作用」もあれば「副作用」もあります。
だからといって薬を服用しないと言うのでは、肝心の治療を行うことができません。
そこで「副作用」を理解した上で、薬を服用することが非常に大切だと言えます。 - 副作用は必ず現れるの?
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そうではありません。むしろ現れる事のほうが少ないものです。
患者さん1人ひとりで微妙に違いはありますが、「副作用」の発生頻度は、
(1) 薬ごとに異なります。
(2) 患者さんの体質・症状により異なります。
ただし、治療上副作用の発生よりも、治療効果を重視し使用される薬剤については、これに該当しません。
その様な薬剤を使用する場合には、あらかじめ医師よりその旨の説明がありますのでご心配要りません。 - 副作用が現れた場合どうしたらいいの?
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すぐに医師または薬剤師にご連絡下さい。
また、自己判断での服用の中止はおやめ下さい。
副作用には、さまざまなものがあるため、その対処法も違ってきます。
不快な症状ではあっても、服用を中止すれば治るものは、医師に相談して、薬を変える。あるいは、副作用を抑える薬を服用することによって対処できます。
副作用と思われる症状が現れた場合には、まず、当院の主治医・薬剤師にご連絡を頂きその指示に従って対処して下さい。
自己判断にて、服用を中止いたしますと治療や予防の妨げや病状の悪化につながる事もあります。
ただし、お薬の服用に伴う発疹・じんましんが現れた場合には、服用を中止して、直ちに医師にお申しで下さい。