トップページ > 診療科のご案内 > 診療科一覧 > 泌尿器科

泌尿器科

概要

泌尿器科は常勤医師2名(日本泌尿器科学会認定専門医・指導医)により、下記疾患を中心に診察、治療しています。
  尿路悪性腫瘍:前立腺癌、膀胱癌、腎臓癌、腎盂尿管癌など
  尿路結石症:腎結石症、尿管結石症、膀胱結石症
  排尿疾患:前立腺肥大症、過活動膀胱など
  尿路感染症:膀胱炎、腎盂腎炎、尿道炎、前立腺炎など
  その他:陰嚢水腫、包茎など

特徴

尿路結石症

 腎・尿管結石症、膀胱結石症に対する経尿道的結石破砕術 (TUL)を積極的に行っています(年間約150例)。
 尿管鏡を尿管に挿入、レーザー破砕装置にて結石を破砕し、バスケットカテーテルを用いて抽石します。1泊2日入院(手術当日入院・翌日午前中退院)で治療しますが、患者様の希望や症状に応じて、当日緊急で手術を行う場合もあります。

前立腺肥大症

 薬物療法で充分な効果が得られない場合は手術を行います。
 当院では、2025年4月から経尿道的水蒸気治療(WAVE療法)を導入しました。尿道から内視鏡を挿入し、Rezum(水蒸気治療システム)により、肥大した前立腺組織に103℃の水蒸気を注入し、組織を壊死・退縮させることで尿道の圧迫を軽減します。従来の経尿道的前立腺切除術(TURis-P)と比較し、手術時間、入院期間が短く、低侵襲で性機能への影響が少ないとされる経尿道的前立腺肥大症治療です。

前立腺肥大症
尿路悪性腫瘍

・膀胱癌
 肉眼的血尿などの症状に対して、膀胱鏡検査、CT検査などを行います。膀胱癌と診断された場合は、経尿道的膀胱腫瘍切除術 (TURis-Bt)を行います。病理組織検査にて筋層浸潤癌と診断された場合は、膀胱全摘術および尿路変更術を行います。

・腎癌、腎盂癌、尿管癌
 当科は日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 腹腔鏡技術認定医が1名在籍しており、術後回復が早く、患者様への負担が少ない腹腔鏡下手術を行っています。

・ 前立腺癌
 主に検診などでPSA高値を指摘された場合、前立腺MRI検査、経直腸的前立腺生検術を行います。1泊2日入院で行います。限局性前立腺癌と診断された場合は、前立腺全摘術または放射線治療およびホルモン治療を行います。

 なお、ロボット支援下手術【前立腺全摘術 (RARP)、膀胱全摘術 (RARC)、腎部分切除術 (RAPN)】が必要な場合、近隣施設(主に愛知医科大学病院)に紹介します。

手術件数

手術件数

ページトップ

担当医

西川 源也 泌尿器科主任部長
平成19年日本医科大学卒業
日本泌尿器科学会泌尿器科専門医・指導医
日本泌尿器科学会日本泌尿器内視鏡学会 泌尿器腹腔鏡技術認定医
医学博士
飛梅 基 泌尿器科部長
平成13年愛知医科大学卒業
日本泌尿器科学会泌尿器科専門医・指導医                     

ページトップ