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最近のトピックス

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2007年4月29日

 今までは、研修中の診療科について、書かれていることが多いため、救急外来、研修全般について書きたいと思います。
 当院は、250床の中規模の病院です。やはり中規模であるため、大規模の病院と比べては、症例数、救急外来の受診数も少ないですし、3次救急対応の病院でないため、そのような患者様が受診することはありません。
 ただ、ここで考えなければいけません。当院は研修医の数も、大規模の病院に比べると半分なのです。つまり一人当たりの症例数は変わりません、またそれ以上かもしれません。また、一例一例しっかりと考える時間があります。そのため、それぞれ経験した疾患のガイドライン、最新の治療方針について勉強できます。これは、自分自身が2年間で感じました。
 また、研修中の診療科でも、研修医の一人ではなく、医師としてその診療科のスタッフの一員として行います。
そのため、研修中の診療科の上級医と指導していただける時間が長くなり、しっかりとした研修ができます。
 2年間を通じて感じたことは、研修病院において、上級医より指導されず中途半端な研修を行うことは、簡単ですが、上級医と一緒に仕事をしながら直接指導を受けられる研修は、とても大変であり困難なことだと思います。当院は、それを実現している病院の一つだと思います。
 これから研修病院を選択する方は、いろいろな病院に見学、実習に行き、自分の性格、考えと合った研修病院を見つけてください。またぜひ当院にも見学しに来てください。

吉田 達哉
平成17年3月 名古屋市立大学卒業
旭ろうさい病院研修医

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2007年3月23日

 こんにちは。4回目のレポートを担当します研修医2年目の林です。3回で外科、麻酔科、内科(消化器科)の様子がわかっていただけたでしょうか?今回は、医師以外のスタッフについて、紹介したいと思います。
 見学にきただけでは、分からない(?)旭ろうさい病院の良さは、スタッフがよいことです。各先生方の指導は、もちろんいいのですが、看護師をはじめとする、放射線技師、検査技師、薬剤師、理学療法士、栄養士など、コメディカルとの連携のよさ、仲の良さが挙げられると思います。1~2年も勤務すれば、電話の声だけで誰からかかってきたか分かります。仕事のやりやすさは、すばらしいです。
 例えば、当院はアスベストブロックセンターとして機能している為、慢性呼吸不全でじん肺の方が多く通われています。そうした呼吸管理で、NPPVが必要になることがあります。NPPVを行うとき、換気の設定や、本人の考えなど必要になります。そういう時には、リハビリの先生と色々教えてもらいながら、調節します。教科書を読んだだけでは、難しく、マスクの種類など奥が深く、とても勉強になります。
 他院へ研修にでて、しばらく院内にいなく、戻ってきたときは、「久しぶり。」と皆さんから声をかけてもらえ、本当にアットホームだと感じました。
 また、飲み会が多いのも、当院の特徴みたいです。(他院からきた先生は言われます。)忘年会、新年会はもちろんですが、歓送迎会なども多くあります。これは、もちろん医師だけで行われることもありますが、病棟、外来など色々な場所で企画され、お誘いがきます。そこでは、様々な職種が集まるので、親交が深まります。そして、その後ますます仕事がしやすくなるといった、いい回転になっています。
 本当に医者をふくめ、みんなが一生懸命働いています。顔も知らない研修医の一人というより、1年目の医者として、仕事ができますので、責任もありますが、その分やりがいもあります。
 一度、実習、見学に来てみて下さい。お待ちしております。

林 則之
平成16年3月 名古屋市立大学卒業
旭ろうさい病院研修医

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2007年3月4日

 はじめまして。旭ろうさい病院2年目研修医の神野です。研修日記も今回で3回目ですね。僕は消化器科の研修について書こうと思います。
 当病院の2年目の研修では、1年間のうち6ヶ月間を希望する科で研修することができます。僕は6ヶ月のうち3ヶ月間(11月~1月)、消化器科を選択しました。1年目での研修時から、担当患者様を中心に胃カメラや注腸検査、腹部エコーなどの手技を積極的に行うことができます。ERCPやPTBD、血管造影検査などにも1年目のうちから携わっていきます。指導医の元、いろいろな手技に積極的に携わっていくことは、当院の特徴であるといえます。当院には大腸カメラの練習をすることができる“コロン君”という模型があり、1年目・2年目の研修医が仲良く一緒に練習しています。来年度中には“胃カメラ君”という模型で胃カメラの練習ができるようになる予定で、今から楽しみです。もちろん入院患者様の主治医となり、消化管・肝・胆・膵疾患の全般にわたって経験することができます。中規模病院でありながら、他の病院にひけをとらない疾患を経験することができ、放射線療法以外の治療を実際に学ぶことができます。ESD等の最近のトピックスに関する治療も積極的に行っています。また、週1回カンファレンスと注腸検査等の読影会があり、温かいご指導をいただくことができます。外科とのカンファレンスも週1回あり、普段からも連携を密にとることで手術への移行もスムーズに行っています。
 この研修日記を読んで少しでも興味を持たれた方は一度見学に来てください。当院の医療、そして若手の指導に対する情熱を感じることができると思います。そして是非一緒に楽しく働きましょう!

神野 成臣
平成17年3月 名古屋市立大学卒業
旭ろうさい病院研修医

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2007年1月25日

 はじめまして、2年目研修医の西村です。前回の松田先生のレポートで病院全体の雰囲気は皆さんもつかめたかと思いますので今回は具体的に、特に麻酔科研修を例に書かせていただきます。
 麻酔科は2人体制で、当院で行われる全身麻酔(約年間600例)を全例管理しています。研修医は基本的に1年目に1ヶ月間、希望者は2年目選択枠でとることになっています。大変教育熱心な先生方のもと、麻酔とは何かというところから挿管、ルート確保などの基本的手技はもちろん、最先端の疼痛コントロール、麻酔管理まで学ぶことができます。
 当院には、心臓血管外科や脳外科が現段階ではないので人工心肺を回すような派手な手術の麻酔管理を経験することは実際できませんが、2年間という短い研修期間の中では学びきれない程の十分な症例、他様々な経験をすることはできます。当院の他科においても(救急医療も含めて)言えることだと思うのですが、指導医の先生方の充実はもちろんのこと、研修医を育てようという病院全体の雰囲気、1期あたり5人という研修医の数の少なさなどが大きなポイントだと思います。確かに大病院に比べると学生の頃に勉強した教科書の片隅に出てくるようなマニアックな(珍しい?)疾患に出会う確率は少ないでしょう。しかし、医師としての基本的な手技、考え方を学ぶだけでも、いわゆるcommon diseaseといわれるような症例を確実にみれるようになるだけでも、私は2年という短い期間では足りないぐらいだと働き始めて痛感しています。また、研修医の数が多すぎて経験できる症例が少なくなってしまうこともありません。初めから珍しい病気、大病院でしか行うことができない専門的な治療にふれていたいと考える先生方には当院はむかないかもしれませんが、先にあげたような私の中で考える良い研修生活を送るために必要なポイントは、十二分に満たしている病院と思っています。
 興味を持たれた先生方は是非一度病院見学をお勧めします。ここには書ききれなかった当院の良さも気づいていただけると思います。

西村 邦宏
平成17年3月 愛知医科大学卒業
旭ろうさい病院研修医

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2006年11月14日

 はじめまして、研修医1年目の松田と申します。ホームページがリニューアルされ、研修医日記のページを新しく開設するとは聞いていましたが、まさか自分が一番手になるとは思いもよりませんでした(笑)さて、一番手で何を書こうかと思案(困惑かも)していましたが、まずは研修医から見た病院紹介でもしましょうか。
 当院は250床の中規模病院です。研修指定病院としては小規模な方ですね。研修医は一年目3人二年目4人で仲良く働いています。大病院とは違い、各科の先生方もローテートする前から自分たちの存在を認識していただき、また、教育熱心な先生も多くとても充実した日々を送っています。各科の垣根も低く気軽に相談できるのも魅力のひとつだと思います。救急も、断らない救急の理念で積極的に患者様を受け入れ、年々救急患者様も増えております。そんな当院を医師としての第一歩である初期研修の場として選んだ事は間違いではなかったと自負しております。
 さて、僕が現在ローテーションしているのは外科です。外科と言えばオペですね!当院外科では消化器はもちろん、乳癌、甲状腺、肺、静脈瘤などなどバラエティーに富んだ症例を経験できます。学生の皆さんは、外科といえばこわーい先生がこわーい顔して怒るといった事を想像(妄想!?)しているかもしれませんが、当院ではそんな事は全くありません!すばらしい腕を持った部長をはじめ、いい先生方に恵まれ研修しています。だいたい毎日午前は病棟回診をし、午後からオペという日々を送っています。
 簡単でしたが、この日記を読んで少しでも興味を持った方はぜひ見学に来てください。当院はみなさんの力を求めています!よろしくお願いします。

松田 大知
平成18年3月 名古屋市立大学卒業
旭ろうさい病院研修医

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